店のネームプレートとベトナムの米菓「ボンガオ」を手にする山下みかさん=丹波篠山市東岡屋
店のネームプレートとベトナムの米菓「ボンガオ」を手にする山下みかさん=丹波篠山市東岡屋

 日本国内ではまだ珍しい、米を素材にしたベトナムの伝統菓子「ボンガオ」を中心に製造販売する「ボンガオ研究所」が7月初め、丹波篠山市東岡屋にオープンした。経営するのは、前の職場で同国出身のスタッフたちと交流があった元介護福祉士の山下みかさん(32)。市内には約470人のベトナム国籍の住民が暮らしており、「彼らが気軽に立ち寄れ、日本人とも交流できる場になれば」と開店の狙いを語る。(堀井正純)