石油資源開発は19日、北海道沖の天然ガス埋蔵量を確かめる試掘調査に向かう地球深部探査船「ちきゅう」の船内を、静岡市の清水港で報道陣に公開した。20日に出航する。5月下旬までの調査などを経て、国産資源として商業生産ができるかどうか検討する。
北海道の日高地域の沖合約50キロメートル、水深約1070メートル地点の海底にドリルパイプを下ろし、海底からさらに730メートル深く掘る。この地点では2019年に国の調査で、天然ガスの存在が判明した。地質構造のデータを取るほか産出のテストをして、採算が合うガスの量があるかどうか調べる。
30年までに再度、ガスの存在範囲を調べる試掘を実施し、商業生産が可能と判断されれば30年代後半の実現を目指す。
探査船には大量のパイプが積まれ、掘削地点で海底を掘り進めながら、船上でパイプをつなぎ合わせて延ばしていくという。石油資源開発の南潤也場長は「中東などからの輸入に頼らない国産資源として大きなポテンシャルを秘めている」と語った。
























