太平洋戦争中の1944年2月、当時16歳だった丹波篠山市佐貫谷の細見久雄さん(97)は、鶉野(うずらの)飛行場(加西市鶉野町)の造成工事に徴用で10日間駆り出された。離着陸する練習機を眺めながら掘り出された土をトロッコで運び続けた日々は、青春時代の忘れられない思い出として脳裏に刻まれ続けている。(井原尚基)
太平洋戦争中の1944年2月、当時16歳だった丹波篠山市佐貫谷の細見久雄さん(97)は、鶉野(うずらの)飛行場(加西市鶉野町)の造成工事に徴用で10日間駆り出された。離着陸する練習機を眺めながら掘り出された土をトロッコで運び続けた日々は、青春時代の忘れられない思い出として脳裏に刻まれ続けている。(井原尚基)