加古川市いじめ防止対策評価検証委員会の最後の会合。5カ年計画の最終年度の取り組みを検証した=加古川市加古川町北在家

 兵庫県加古川市立中学2年の女子生徒=当時(14)=が2016年、いじめを原因に自殺したことを受け、再発防止策をチェックしてきた「いじめ防止対策評価検証委員会」が5月31日夜、同市役所北館で最後の会合を開いた。市教育委員会の策定した5カ年計画(18~22年度)を総括し、検証委員会委員長の浅野良一・兵庫教育大大学院教授は「これまでの取り組みを、ノウハウにして継承しなければならない」と述べた。