かつてヤフージャパンの「ミスター検索」と呼ばれた兵庫大現代ビジネス学部の宮崎光世教授(52)が、ゼミ生らと5月下旬、加古川市平岡町のJR東加古川駅西側であった地域活性化イベントで定点カメラによる人の流れの調査やアンケートを行った。データは学生らが分析し、6月下旬、イベント関係者に共有。今後の運営にどう生かすかを検討していくという。(増井哲夫)
イベントは「東加古川軒先市場」。1967年に開設され「東播磨の台所」として多くの人に親しまれた東加古川総合市場のにぎわいを復活させようと地元店主らが企画。コープ東加古川(2024年3月閉店)前の交差点周辺で23年2月に始まり、6回を数える。
データ収集は、宮崎教授がまちづくり支援として打診し、ゼミ生らが研究の一環で取り組んだ。