海に向かって産卵用のタコつぼを投げ入れる東播磨漁協の組合員ら=東播磨港沖
海に向かって産卵用のタコつぼを投げ入れる東播磨漁協の組合員ら=東播磨港沖

 マダコの安定的な漁獲量を確保するために、東播磨漁業協同組合(加古川市)が東播磨港沖などに産卵用のタコつぼ約600個を投げ入れた。播磨灘では、マダコが秋に産卵期を迎える。

 播磨灘のマダコは潮流にもまれて身が引き締まり、歯応えとうまみがある。同漁協では、市の漁業振興事業補助金を活用し、毎年、タコつぼを投入する。今回は南あわじ市で瓦用の粘土を素焼きして作られたものを用意した。