中学生の2人制ビーチバレー全国大会で初優勝し、クラブチームのメンバーから祝福される一柳春月さん(右から2人目)と岸原楓羽さん(左から2人目)=高砂海浜公園
中学生の2人制ビーチバレー全国大会で初優勝し、クラブチームのメンバーから祝福される一柳春月さん(右から2人目)と岸原楓羽さん(左から2人目)=高砂海浜公園

 第4回全日本ビーチバレーボール中学選手権大会(8月24、25日、愛知県碧南市)の女子で、加古川市立別府中3年一柳春月(いちやなぎはづき)さん(15)、中部中3年岸原楓羽(ふう)さん(15)のペアが兵庫県勢初の優勝を果たした。高砂海浜公園(高砂市高砂町向島町)を拠点とするクラブチーム「SSBVC」に所属し、同じくメンバーで浜の宮中3年黒田楓華(ふうか)さん(14)、武庫川女子大付中3年平松さやこさん(15)ペアも3位に入った。(増井哲夫)

 コロナ禍の2021年、浜の宮中女子バレー部顧問だった沢田政彦さん(62)が、部員の中から希望者を募ってビーチバレーを始めた。23年4月からは他校の生徒も受け入れ、現在6校の13人が所属。浜の宮中メンバーのみで挑んだ昨年は、4人制の全国大会で頂点に立ったものの、2人制では力を出し切れず、決勝トーナメントに進めなかった。