4年生による募金活動の一環で、石川県輪島市の魅力をPRした八代醍航大さん(左)と大西柚嬉さん=加古川市立八幡小学校
4年生による募金活動の一環で、石川県輪島市の魅力をPRした八代醍航大さん(左)と大西柚嬉さん=加古川市立八幡小学校

 八幡小学校(加古川市八幡町宗佐)の4年生34人が11月、校内で能登半島地震の被災地への義援金を募った。総合的な学習の時間を利用し、被害の大きい石川県輪島市の伝統文化や自然について調べた児童たち。「困っている人を助けたい」との思いを強くした。手作りポスターなどで能登の魅力を伝えながら、募金活動に臨んだ。(増井哲夫)

 授業では地震やその後の豪雨の被害について学習。「輪島のいい所をみんなに伝え、被災地のための募金をしよう」と考えた。観光名所として知られる「トトロ岩」、鳴き砂で有名な琴ケ浜、伝統文化の輪島塗など、それぞれが調べた内容を写真や絵とともにPR。地震でどうなったかについても調べた。