雑草からマリーゴールドを守れ-。輝くようなオレンジの花が一面に広がる地域の風物詩、ハリマ化成加古川製造所(加古川市野口町水足)のマリーゴールド園で、従業員たちが雑草駆除に奮闘している。雑草が例年に増して繁茂し、花畑を侵食しているためだ。週1回の一斉除草では、世話係に加え、40~60人の助っ人が業務の合間を縫って参戦。「楽しみにしてくれている地域の人たちのため」と、暑さにも負けず草抜きに汗を流す。(増井哲夫)
マリーゴールドはキク科の一年草(一部品種を除く)で、陽光に映える花や香りが特徴。同社は約1900平方メートルの所有地に花畑を整備し、2019年からマリーゴールドを育てており、20年からは地域に開放している。