豊昇龍(左)が押し出しで豪ノ山を下す=両国国技館
 豊昇龍(左)が押し出しで豪ノ山を下す=両国国技館

 大相撲秋場所8日目(21日・両国国技館)単独首位の横綱豊昇龍は豪ノ山を押し出し、8連勝で勝ち越した。横綱大の里は平戸海を押し出して1敗を守ったが、大関琴桜は小結高安の下手投げに屈し3敗となった。

 関脇勢は大関昇進を目指す若隆景が熱海富士を寄り切って5勝目を挙げ、霧島は若元春に寄り切られて4勝4敗。新小結安青錦は玉鷲を寄り切って6勝目。玉鷲は5敗目を喫したが高見山に並ぶ史上3位の幕内1430回出場を記録した。

 豊昇龍を1差で追うのは大の里と、平幕の隆の勝、正代。