残暑に負けず、芸術の秋!? 趣ある町家などを舞台にした、工芸とアートのイベント「いらか」が、丹波篠山市の城下町で催されている。国重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)が会場の2年に1度の催しで、地元ゆかりの美術家や工芸家ら30人以上が出品。10月13日までの金・土・日曜と祝日を中心に、計10会場で現代アートや陶磁器、木工品などのグループ展や個展を展開する。今回は「まちなみのれん」プロジェクトと銘打って、6作家が個性あふれる「のれん」を作品として制作。計15点が町家の軒先で風に揺れている。(堀井正純)