よろいかぶとが並ぶ「エスパシオ ナゴヤキャッスル」の宿泊者用エントランス=名古屋市
 よろいかぶとが並ぶ「エスパシオ ナゴヤキャッスル」の宿泊者用エントランス=名古屋市

 ホテル運営のエスパシオエンタープライズ(名古屋市)は1日、高級ホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」を名古屋城近くに開業した。1泊20万~300万円前後(通常時)と高額の価格設定にしている。名古屋城を一望できる立地を生かし、国内外の富裕層の利用を見込む。

 城のような外観が特徴で、名古屋城と調和するようデザインしたとしている。地上11階、地下2階。全100室の客室は平均70平方メートルと広く、日本の武家文化や伝統工芸を感じられる内装に仕上げたという。

 エスパシオエンタープライズは医薬品製造などを手がける興和(同市)の子会社で、ホテルやレストランを展開している。