21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比41銭円安ドル高の1ドル=151円15~17銭。ユーロは10銭円高ユーロ安の1ユーロ=175円70~74銭。

 緩和的な金融政策を志向するとされる高市早苗新首相が打ち出す今後の政策を見越した「高市トレード」が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。市場関係者は「日銀の早期利上げ観測がやや後退している」と指摘した。