ブリヂストンは23日、石橋秀一最高経営責任者(CEO)(71)が退任し、後任に森田泰博副社長(52)が昇格する人事を発表した。2031年に創業100周年を迎えるのを前に、経営トップの若返りを図る。26年1月1日付。
森田氏はオンラインの記者会見で「誰に聞いてもブリヂストンが一番だという会社を目指す。国内外を飛び回り、現場感を失わず活力ある経営をする」と語った。
森田氏は海外7カ国で勤務するなど国際経験が豊富。タイヤメーカーの競争が厳しくなる中で「魅力的な商品がさらに重要になる。わくわくするような商品を開発したい」と強調した。