【ニューヨーク共同】11月4日の米ニューヨーク市長選に向け、主要候補が22日、最後の討論会に臨んだ。支持率でリードする民主党候補の左派ゾーラン・マムダニ氏(34)は「未来への展望がある」と訴え、アンドルー・クオモ前ニューヨーク州知事(67)は「実績」を強調し、舌戦を繰り広げた。
民主社会主義者を自称するマムダニ氏は富裕層への増税や家賃の値上げ凍結を掲げ、若者や労働者層の支持を集める。討論会で「過去のことしか話せない」とクオモ氏をやゆし、州知事時代にも十分な成果を残していないと主張した。
クオモ氏は民主党予備選でマムダニ氏に敗れ、第3政党候補として出馬した。