口に当てて弁を振動させ、口の中の共鳴で「ビョン」という音を響かせる口琴の奏者が世界中から集まる国際大会が24日、北海道釧路市の阿寒湖温泉にあるアイヌコタン(集落)で始まった。26日まで。阿寒を拠点に活動するアイヌ民族の伝統的な口琴「ムックリ」の奏者が長年大会に参加していた縁で、阿寒での開催が決まった。
世界約25カ国の奏者や研究者ら約150人の参加が予定され、合奏したり、口琴の製作や演奏のワークショップを開いたりする。
今回が10回目で、1984年に米国で第1回大会が開かれて以降、東アジアでの開催は初。

























