神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

 神戸市長選で高齢化するまちの将来像を巡って論戦が展開される中、認知症対策は避けて通れない。市は2019年、65歳以上が対象の診断助成と事故救済制度を組み合わせた全国初の「認知症神戸モデル」をスタートさせた。認知症患者の家族が賠償金を請求された鉄道事故の事例を踏まえて他都市でも導入が進むが、市民への周知が課題となっている。(若林幹夫)