セブン-イレブン・ジャパンは30日、福岡県八女市の山間部に初の「地域共創型店舗」を開店した。人口減少や高齢化で商店が閉店し、生活環境が悪化した「買い物難民」を支援しようと、市と手を組んで出店した。大手コンビニでは、ローソンが自治体や地元企業と連携して過疎地に出店するなど、同様の動きが相次いでいる。
八女市星野村にオープンした店舗は、売り場面積が通常の半分ほどの約77平方メートル。住民の要望を踏まえ、おにぎりなどの食品を用意し、公共料金の支払いに対応した。
昨夏に地域最大の商店が店を畳んだことを踏まえ、市がセブン-イレブンに呼びかけた。市が土地を購入して整備し、同社に貸し出している。

























