【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は、SNSの規制強化を検討する。インターネット依存を防ぐため、新たに「デジタル公正法」の制定を模索する。デンマークやオーストラリアでは未成年者のSNS利用を禁止する動きがあり、IT規制を先導してきたEUも利用制限を検討課題に挙げる。
デジタル公正法について、域内のIT企業や消費者団体から意見を募った。2026年後半にEU加盟国や欧州議会へ提案する。オンライン空間での消費者保護を目的とする。オンラインサービスを日常的に使う未成年者は、特に保護すべき対象とする。
例えば「おすすめ」の動画が次々に流れ、無制限に見続けてしまう仕組みを禁止する。
























