17日正午ごろ、東京都杉並区のマンションで「子どもが落ちた」と住人から110番があった。警視庁杉並署によると、4階の自宅ベランダから、小学1年の男児が転落した。脚などにけがをし、搬送時意識はあったが、会話ができない状態だった。インフルエンザで学校を休んでいたといい、署が経緯を調べている。

 当時、母親は薬をもらうために外出しており、男児は1人だった。男児はマンション敷地の植え込み付近で見つかった。

 厚労省によると、子どもがインフルエンザにかかった場合、薬の服用の有無や種類にかかわらず、急に走り出したり、部屋から飛び出そうとしたりすることがある。施錠の徹底などの対策を呼びかけている。