総務省が28日発表した11月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合指数が111・4となり、前年同月比で2・8%上昇した。伸び率は10月から横ばいだった。コメ類の上昇率は37・9%で、上げ幅は7カ月連続で縮小したものの、高止まりが続いている。

 東京都区部の指数は全国の物価動向の先行指標となる。