【ニューヨーク共同】中国の傅聡国連大使は1日、台湾有事に関する高市早苗首相の国会答弁の撤回を求める2度目の書簡を国連のグテレス事務総長に送った。1度目の中国の書簡に反論した日本が「根拠なく中国を批判している」と指摘。高市政権が非核三原則の見直しを検討していることなどを挙げ、日本が「再軍備を進めている」と警戒を呼びかけた。
傅氏は書簡で日中対立の直接的な原因について、高市氏の挑発的な国会答弁が原因だと強調。「台湾問題への軍事介入を示唆した」ことは戦後秩序を覆し、国連憲章違反に当たるとして、中国側の書簡送付は「正当で必要な措置だった」と説明した。
























