昨年元日の能登半島地震で被災した石川県立輪島高(輪島市)の仮設校舎が完成し、9日、授業が始まった。当初は先月に開始予定だったが、通信設備の工事が遅れ延期していた。全校生徒224人のうち、主に1、2年生計151人が使用する。
仮設校舎は2階建てで、理科実験室や保健室も入る。午前8時ごろ、仮設校舎内では、登校した生徒と教員の間で朝のあいさつが飛び交った。その後のホームルームでは、教員がチャイム音の変更などを伝えた。
2年の田方脩斗さん(17)は「教室が広くなり使いやすくなった。しっかり勉強して成績を上げたい」と笑顔だった。
























