【ワシントン共同】米オーストラリア両政府は8日、ワシントンで外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を開いた。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」に基づく原子力潜水艦の関連計画を推進する方針を確認。重要鉱物の供給網構築など経済安全保障分野の協力も申し合わせた。
第2次トランプ政権で初めての開催。米豪両政府は協議後に発表した共同声明で中国と名指しせず「インド太平洋で増大する平和への脅威を認識」していると言及した。
米豪はオーカスを「全力で推進する」との方針に基づき、英国を含む3カ国の潜水艦の産業基盤を支えるためインフラ整備や人材拡充に取り組んでいることを確認した。
























