【ローマ共同】インドの首都ニューデリーで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は10日、「イタリア料理」を無形文化遺産に登録することを決めた。ユネスコは調理法が世代を超えて受け継がれている点などを指摘し「料理の伝統を文化的、社会的に融合させている」と評価した。
イタリアではナポリのピザ職人の技術などが無形文化遺産になっていたが、政府が料理全体の登録を目指していた。
メローニ首相は「イタリア料理は単なる食べ物やレシピの寄せ集めではなく、文化や伝統の象徴だ」と歓迎。イタリアの魅力を発信する「最強の大使だ」とたたえた。
























