11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比86銭円高ドル安の1ドル=155円79~80銭。ユーロは16銭円高ユーロ安の1ユーロ=182円31~35銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げなどを決めたことで、米債券市場で金利が低下。日米金利差の縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが先行した。

 FRBのパウエル議長が記者会見で、今後の追加利下げに慎重な姿勢を示したことも円買いを誘った。