12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比36銭円高ドル安の1ドル=155円68~69銭。ユーロは32銭円安ユーロ高の1ユーロ=182円78~81銭。

 11日に発表された指標で米国の雇用情勢の不調が意識され、ドルを売って円を買う動きが先行した。

 市場では「来週に日銀の金融政策決定会合を控え、様子を見る投資家が多い」(外為ブローカー)との声があった。