JR九州は12日、来年3月14日のダイヤ改正で、2022年の西九州新幹線開業に伴って一部区間が並行在来線となった特急「かささぎ」について、博多-肥前鹿島(佐賀県鹿島市)間の本数を1日上下14本から10本に減便すると発表した。
開業後3年間は現行水準を維持するとの関係者間の合意があり、対応が焦点となっていた。JR九州は「利用状況などを踏まえた」と説明している。代わりに普通列車の増便などで対応する。
一方、九州新幹線の博多-熊本間は、早朝・深夜帯に臨時便「さくら」を走らせる。山陽新幹線に乗り換えしやすくして、観光やビジネス需要を取り込む狙いがある。
























