長靴姿の支援者たちが、候補者とともに拳を突き上げる。寒波で降雪が続いた兵庫県北部の但馬地域では、一帯が白く染まる中、12日間の真冬の決戦が展開されている。
山間部が多く、高齢者も多い同地域。ひとたび雪が降れば移動はままならず、投票率の低下も懸念される。そのため、移動式の期日前投票所としてワゴン車で集落を巡回するなど、各市町の選挙管理委員会は独自の対応を迫られている。
「暑い夏も困るが、雪が積もる冬のほうが大変」。27日の公示日、候補者の出陣式に足を運んだ豊岡市の男性は白い息を吐いた。足元の悪い中、有権者たちが候補者へ向ける視線はひときわ切実さがにじむようだった。(丸山桃奈)






















