【プノンペン共同】カンボジア捜査当局は11日、南部シアヌークビルで日本人16人を拘束した。日本での特殊詐欺に関与した疑いがある。在カンボジア日本大使館への取材で16日、分かった。東南アジアでは特殊詐欺に絡んで日本人がホテルなどに潜伏し、犯罪行為を繰り返すケースが相次いでいる。
在カンボジア日本大使館は「カンボジア政府と連携しながら適切に対応していく」とコメントした。
カンボジアでは中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に伴い不動産やカジノ産業への投資が活発化した。犯罪集団も流入して治安が急速に悪化し、特殊詐欺などの一大拠点になっていると指摘される。
























