超高齢社会に突入し、認知症の患者が増える中、似た症状の「うつ病性仮性認知症」にも注目が集まっている。身近な人の死などに伴う喪失感や孤立をきっかけに比較的短期間で悪化する一方、根治療法のない認知症と異なり、適切な対応で回復が可能な病気だ。ただ、放置すると認知症に移行するリスクが高まるため、専門家は「異変を感じたら早めに受診を」と呼びかける。(広畑千春)
■短期間で悪化、異変感じたら早期受診を
「認知症の疑いで来院した人に、うつ症状がある場合、うつ病性仮性認知症の可能性を検討することが特に重要」。医師で神戸大大学院医学研究科(病態情報学)の山本泰司教授は、そう指摘する。
























