国土交通省四国地方整備局は23日、酒気帯び運転をしたとして、50代の男性職員を停職6カ月の懲戒処分とした。整備局によると、男性は休日に発泡酒をクーラーボックスに入れて自家用車を走らせ、車のエアコンが壊れて暑かったとして飲酒したという。

 男性は同日付で依願退職。整備局の豊口佳之局長は「信頼を著しく損ない深くおわび申し上げる」とコメントした。

 整備局によると、男性は休日だった7月20日朝、車で高松市内を出発し高知県の足摺岬に向かった。運転しながら飲酒し途中で買い足し、350ミリリットル缶の発泡酒を合計10本飲んだ。

 同日夕方、高松市内で香川県警に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕されていた。