3日、ベネズエラの首都カラカスで、爆発があった後、煙が上がる空港(AP=共同)
 3日、ベネズエラの首都カラカスで、爆発があった後、煙が上がる空港(AP=共同)

 米国によるベネズエラへの大規模攻撃を受け、国際社会からは米国を非難し、国際法の順守を求める声が上がった。ベネズエラと友好関係にあるカリブ海の島国キューバのディアスカネル大統領は3日、X(旧ツイッター)で「米国の犯罪的な攻撃を非難する」と声明を発表した。「国家によるテロ」と米国を批判し、国際社会に緊急の対応を呼びかけた。

 ベネズエラの友好国イランの外務省も「ベネズエラに対する米国の軍事攻撃は明白な国際法違反だ」とした。ロシア外務省はマドゥロ大統領拘束が「事実なら独立国家の主権に対する容認できない侵害だ」と批判。中国外務省の報道官は「米国の覇権的行為は国際法に違反し、ベネズエラの主権を侵害しており、断固として反対する」と訴えた。

 欧州連合(EU)の外相に当たるカラス外交安全保障上級代表は「いかなる状況下でも、国際法の原則と国連憲章は順守されなければならない」として一方的な武力行使に疑問を呈した。

 一方、トランプ米大統領を慕うアルゼンチンのミレイ大統領は「自由の前進。万歳」とXに記し米国の攻撃を支持。イスラエルのサール外相は「独裁者の排除を歓迎する」と述べた。(共同)