【バンコク共同】タイ下院(定数500)総選挙は8日、投票が始まった。政権与党「タイの誇り党」と改革派「国民党」、タクシン元首相派「タイ貢献党」の主要3党が激しく争う展開で、即日開票される。いずれも単独過半数は難しいとみられ、連立交渉が鍵になる見込み。憲法改正の議論を開始するかどうかを問う国民投票も8日実施。
昨年のカンボジアとの国境衝突で強まる有権者の保守志向を、誇り党が取り込む一方、前身政党の時代も含めて政治改革を訴える国民党も支持を集める。昨年下野した貢献党はタクシン氏収監の影響を受けるものの、一定の人気を維持する。
タイメディアは3党がそれぞれ100~150議席程度を獲得すると予想。ただ国民党については前身の「前進党」が王室への不敬罪改正を主張し、憲法裁判所から違憲だとして解党されている。この経緯から、他党は連立に消極的だとの見方もある。
選挙戦では誇り党が政権与党として国境衝突の対応を担った実績を強調。停滞する経済の復活策や国際犯罪組織による資金洗浄への対応なども争点になった。























