2024年元日の能登半島地震の発生から2年3カ月となった1日、被災地の自治体で新規採用者の辞令交付式が開かれた。石川県輪島市町野町の角知子さん(44)も同市職員に。昨年から非常勤で働いていたが、被災者と接する中で「復興に向けて頑張る人たちをより支えたい」と思うようになった。
地震後、同県白山市に避難した。中学生の長男が輪島市内の高校への進学を希望したため、25年3月に地元に戻った。
輪島市のNPO法人で以前、市からの委託を受けて地域振興の仕事をしていたことがあり、経験を生かして25年4月から市農林水産課で会計年度任用職員として働き始めた。
1人でこつこつと畑の手入れをする高齢者、仲間が減っても漁に出続ける漁師、多くの仕事を抱えながら「復興のために」と奮闘する市職員…。「このような人たちこそ輪島の宝だ」と感じた。
誇らしい気持ちになり、自分も貢献したいと考えるように。非常勤では現場に行ける機会が少ないため、職員採用試験を受けた。
交付式後、「市民のために一生懸命に働いていきたい」と力を込めた。























