米カリフォルニア州のスペースXの施設で展示されているロケット=2日(ゲッティ=共同)
 米カリフォルニア州のスペースXの施設で展示されているロケット=2日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXが、米国での新規株式公開(IPO)で2兆ドル(約320兆円)以上の時価総額を目指していると米ブルームバーグ通信が2日報じた。これまで伝えられていた1兆7500億ドルから大幅に引き上げており、実現すれば史上最大規模の株式公開となる公算が大きくなった。

 スペースXは一部の投資家への説明で2兆ドル超の企業価値を提示。市場調査のための説明会で金額を裏付ける詳細な情報が示される見通しという。

 スペースXが米人工知能(AI)開発企業「xAI」を統合したと発表した2月時点の時価総額は1兆2500億ドルとの推計が報じられており、7500億ドルが上乗せされる計算だ。

 上場による資金調達額は最大750億ドルに達する見込みで、2019年に約290億ドルを調達したサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコを大きく上回る。マスク氏が構想する宇宙空間でのデータセンターや月面工場の建設資金に充てるもようだ。