オープンした「とと楽食堂」で食事を楽しむ人たち=3日午前、石川県七尾市
 オープンした「とと楽食堂」で食事を楽しむ人たち=3日午前、石川県七尾市

 2024年の能登半島地震で大きな被害を受け、休業が続く和倉温泉の老舗旅館「加賀屋」(石川県七尾市)のグループ会社が3日、飲食店と土産店を併設した「とと楽食堂」をオープンした。復興が進む温泉街のにぎわい創出、旅館で勤務していた従業員の雇用維持が狙い。初日から観光客や地元住民が訪れ、能登産の鮮魚を使った料理に舌鼓を打った。

 店長の三輪徹さん(58)は地震後、加賀屋との雇用関係を維持しながら、金沢市内の飲食店へ「在籍型出向」していた。「和倉でやっと料理ができる。復興の力になれるよう、多くの方に立ち寄ってもらえる場所にしたい」と意気込んだ。