三菱電機は15日、福岡市でパワー半導体の新工場の竣工式を開いた。生産効率を従来比で最大4割改善し、安定的な量産につなげる。EV需要の低迷や海外勢との競争激化で事業環境の厳しさが増す中で、東芝や電子部品大手ロームとの統合交渉の行方にも注目が集まる。
5階建ての新工場は半導体の組み立てや検査をする「後工程」の拠点で、10月に稼働を始める。点在していた倉庫や製造ラインを新工場に集約し、自動搬送ロボットを導入することで生産性を向上させる。
パワー半導体はEVなどの電力制御に欠かせない。日本企業のシェアは軒並み数%にとどまる。三菱電機は3月、東芝、ロームの2社とパワー半導体事業の統合に向けた検討に入った。
























