東京地裁
 東京地裁

 大麻由来成分の共同研究を巡り便宜を図ってもらった見返りに、東大大学院医学系研究科の元教授と元特任准教授を風俗店などで接待したとして、贈賄罪に問われた一般社団法人「日本化粧品協会」代表理事引地功一被告(52)の初公判が東京地裁で開かれ、検察側は懲役1年2月を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決か罰金刑を求めて結審した。判決は5月26日。

 被告は罪状認否で「おおむね間違いない」と起訴内容を認めた上で「絶対的権力の前で断ることはできなかった」と述べた。検察側は「計画的かつ常習的で悪質だ」と指摘。弁護側は「恐怖心を植え付けられ、自発的な利益供与ではなかった」と主張した。