家宅捜索のため畜産加工会社「水迫畜産」の加工工場に向かう鹿児島県警の捜査員=26日午前、鹿児島市
 家宅捜索のため畜産加工会社「水迫畜産」の加工工場に向かう鹿児島県警の捜査員=26日午前、鹿児島市

 鹿児島県警は26日、食品表示法違反の疑いで、指宿市の畜産加工会社「水迫畜産」の事務所や鹿児島市にある加工工場を家宅捜索した。農林水産省から3月、他県産の牛肉が含まれる商品を「鹿児島県産」と表示したなどとして、同法などに基づき行政指導を受けていた。県警は今後、関係者に任意で事情を聴くなどして詳しく調べる。

 農水省によると、問題のあった牛肉の多くが、ふるさと納税の返礼品として県内の複数自治体に出荷されていた。

 2023~24年に出荷した計約27トンに関し、交雑種などの肉を含む商品に「黒毛和牛」、沖縄、宮崎県産を含む商品に「鹿児島県産」と記したほか、牛の個体識別番号を使い回していた。