ニューヨーク市立大の集会で話す被爆2世の韓正淳さん(右端)=27日、米ニューヨーク(共同)
 ニューヨーク市立大の集会で話す被爆2世の韓正淳さん(右端)=27日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】米国連本部で開幕した核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ渡米した日韓の被爆者が27日、ニューヨーク市立大で約60人を前に体験を語った。被爆証言を初めて聞いたという市立大2年のペドロ・コルテスさん(31)は「核兵器がもたらした影響を人々の視点から学べば見方が変わる」と感銘を受けていた。

 証言したのは、韓国原爆被害者協会の沈鎮泰陜川支部長(83)と長崎原爆の被爆者川副忠子さん(82)の2人。韓国の被爆2世韓正淳さん(67)も登壇し、両親の被爆による放射線の遺伝的影響の可能性を指摘。「自分のような核被害者を出さないよう、不正義を訴え続ける」と力を込めた。