【ニューヨーク、東京共同】日産自動車は1日、米南部ミシシッピ州で計画していた電気自動車(EV)の生産を中止すると明らかにした。トランプ米政権によるEV購入の税制優遇措置の廃止などで、EV需要が減っていることに対応する。

 同社は米国を日本や中国と並ぶ重点地域としており「引き続き米国を主要市場とし、安定した収益と持続的な成長の基盤として全力で取り組む」としている。

 米国の部品などのサプライヤー向けに同州キャントン工場でのEV生産の計画中止を説明した。今後は同工場では、他の車種の生産を拡充する。

 複数のEVモデルを柱とする米国での生産戦略は、開発の遅れなどで停滞していた。