【ソウル共同】韓国の尹錫悦前大統領による2024年12月の「非常戒厳」宣言を巡り、報道機関への水や電気の供給停止を指示したとして内乱重要任務従事罪などに問われた前行政安全相の李祥敏被告に、ソウル高裁は12日、懲役9年の判決を言い渡した。一審は懲役7年だった。聯合ニュースが報じた。

 李被告が尹氏から国会封鎖や一部メディアへの水や電気の供給停止の指示を受け、消防当局に「警察から連絡があれば協力して適切に措置せよ」と伝えた行為を、一審同様、内乱重要任務従事罪に当たると認定した。

 昨年2月に開かれた尹氏の弾劾審判の弁論で「断水指示文書は受け取っていない」と証言した点についても、大半が偽証罪に当たると判断した。