熊本地裁=2020年11月、熊本市中央区
 熊本地裁=2020年11月、熊本市中央区

 熊本県の保育園で2018~22年、園児2人に性的暴行やわいせつ行為をしたとして、強制性交と強制わいせつの罪に問われた園の元職員林信彦被告(54)に、熊本地裁は5日、「保育士の立場を悪用した。人格を無視し卑劣極まりない」とし、懲役6年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。

 今泉裕登裁判長は判決理由で、2人が自身を慕い、性的意図を理解できない年齢であることに乗じたと非難。被害の記憶が健全な成育にさらなる悪影響を及ぼすことも懸念されると指摘した。

 判決によると、18年秋~22年3月ごろ、2人が13歳未満と知りながら、それぞれ数回、性的暴行やわいせつ行為をした。

 保育園は昨年12月、被告を懲戒解雇処分にした。