札幌地裁=2025年9月、札幌市中央区
 札幌地裁=2025年9月、札幌市中央区

 北海道江別市で2024年、千歳市の大学生長谷知哉さん=当時(20)=を集団暴行し死亡させたとして強盗致死などの罪に問われた6人のうち、当時大学生だった釧路市の川村葉音被告(21)の裁判員裁判が5日、札幌地裁で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。

 検察側は論告で、川村被告が長谷さんと八木原亜麻被告(21)=同罪などで起訴=との交際トラブルを他の被告らに伝え、事件の原因をつくったと指摘。暴行を促してもいたとした。弁護側は、川村被告による暴行は比較的少なく、事件への関与は低いなどとして懲役13年が妥当だとした。

 高杉昌希裁判長は3日の公判で、川村被告のほか、いずれも札幌市白石区の滝沢海裕被告(19)と当時16歳の少年に強盗致死罪が成立するとの中間判断を示した。滝沢被告は当時18歳で、改正少年法で起訴後の実名報道が可能な「特定少年」に当たる。

 論告求刑公判は別々に行われ、川村被告が初めて。滝沢被告は11日、少年は19日の予定。判決は3人とも25日に言い渡される。