「植村直己冒険賞」の授賞式で写真に納まる小坂薫平さん=20日午後、兵庫県豊岡市
 「植村直己冒険賞」の授賞式で写真に納まる小坂薫平さん=20日午後、兵庫県豊岡市

 自然を舞台に活躍した個人や団体に贈られる「植村直己冒険賞」の2025年の授賞式が20日、植村さんの出身地、兵庫県豊岡市で開かれ、素潜りで巨大魚を突く「スピアフィッシャー」の小坂薫平さん(30)が受賞した。100キロを超えるイソマグロをもり一つで仕留めたことが評価され、小坂さんは「支えてくれる仲間のおかげ」と喜びを語った。

 選考委員の関野吉晴武蔵野美術大名誉教授は「小坂さんのスタイルは、自身も海の底に引きずり込まれる可能性をはらみ魚との関係が対等だ。極限の状態で自然と一対一の真剣勝負をする点で、植村さんと共通する」と評した。小坂さんは「自分の可能性を追求したい」と今後への意欲を述べた。