訓練用の順化ケージ内に放鳥される羽に着色されたトキ=25日、新潟県佐渡市(環境省提供)
 訓練用の順化ケージ内に放鳥される羽に着色されたトキ=25日、新潟県佐渡市(環境省提供)

 環境省は25日、能登半島に位置する石川県中能登町で今年秋に予定されるトキの放鳥に向け、新潟県佐渡市の佐渡トキ保護センターで訓練を始めた。放鳥が実現すれば、本州で2例目。

 職員がトキに個体識別のための足輪の装着や羽の着色を行い、訓練用の順化ケージ内に放鳥した。1~13歳の12羽が3カ月間訓練し、飛ぶ力や餌を取る力を養う。

 佐渡自然保護官事務所の北橋隆史首席自然保護官は「けがに気をつけながら、野生で生きていく力が付くよう順調に訓練を進めたい」と話した。

 5月31日に石川県羽咋市で本州初となるトキの放鳥が実施され、仮設ケージで慣らしてから放つ「ソフトリリース形式」を含め、これまでに計18羽が飛び立った。