【ブリュッセル共同】イタリアの高級車メーカー、フェラーリが発表した初の電気自動車(EV)「ルーチェ」を巡って論争がわき起こっている。米アップル出身の著名デザイナーらと手がけた斬新な造形を評価する声がある一方、「伝説を壊す」との懸念も広がる。
ロイター通信によると、ベネデット・ビーニャ最高経営責任者(CEO)は5月のルーチェ発表後に「顧客から強い関心が寄せられている」と強調した。日本での価格は7623万円から。
ルーチェは停止した状態から時速100キロまで2・5秒で加速する高い走行性能を実現。デザイン面で近年は自社主導にこだわってきたが、iPhone(アイフォーン)の開発に携わったジョニー・アイブ氏らが率いる会社に協力を依頼し、未来的な外観に。
だが、歴代の車両とは異なる印象の造形となり、日産自動車の「リーフ」や中国製EVと似ているとの指摘もある。米メディアによると、経営不振に陥っていたフェラーリを立て直したモンテゼモロ元会長は「伝説を破壊する危険を冒している」と批判した。
























