原発事故に関する知見の共有に向けた連携協定の締結式をオンラインで開き、署名した福島県双葉町の伊沢史朗町長(左)とスラブチチ市のフォミチェフ市長=26日午後、双葉町役場
 原発事故に関する知見の共有に向けた連携協定の締結式をオンラインで開き、署名した福島県双葉町の伊沢史朗町長(左)とスラブチチ市のフォミチェフ市長=26日午後、双葉町役場

 東京電力福島第1原発事故で被災し、約11年半の全町避難を強いられた福島県双葉町とウクライナ北部チョルノービリ(チェルノブイリ)原発の職員らが住むスラブチチ市が26日、原発事故の教訓や復興などの知見の共有に向けた連携協定を結び、オンラインで締結式を開いた。

 締結式では、ポーランドを訪問中のスラブチチ市のフォミチェフ市長と双葉町の伊沢史朗町長が、環境保全や保健医療分野などでの協力も盛り込んだ協定書に署名。フォミチェフ氏は「福島で原発事故が起きた時、できるだけの協力をしたいとずっと考えていた」と強調した。

 伊沢氏は「事故の経験の共有だけでなく、教育や文化交流を通じて、お互いの復興が進むことを願っている」と応じた。