居住するマニラのコンドミニアムで捜査当局者に拘束された井上英陽容疑者=23日(フィリピン警察提供・共同)
 居住するマニラのコンドミニアムで捜査当局者に拘束された井上英陽容疑者=23日(フィリピン警察提供・共同)

 「ルフィ」などと名乗り広域強盗を指示した特殊詐欺グループと関係があるとされ、23日にフィリピンの首都マニラで現地当局に身柄を拘束された井上英陽容疑者(56)について、警視庁が、フィリピンから詐欺の電話をかける「かけ子」とみて調べていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。今後、強制送還される見通し。

 井上容疑者は、仲間と共謀し2019年11月、警察官のふりをして電話をかけ、東京都の女性2人からキャッシュカードを盗んだ疑いが持たれている。今年1月に窃盗容疑で逮捕状が出ていた。

 身柄を拘束された際、フィリピンに長期在留する外国人に取得が義務付けられている身分証の偽造品を所持していた。